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【Road to さいたまクリテリウム2018 in 彩湖】
イベントレポート後編(個人タイムトライアル)

19/08/26大会情報

9月21日(土)に開催の一般参加型ライドイベント「Road to さいたまクリテリウム2019 in 埼玉スタジアム2〇〇2」の参加申込締切まであと4日!
レポート後編は、さいたまクリテリウムの個人タイムトライアルレースの予選会にもなっている個人タイムトライアルレースについて紹介します。前編と同じくスポーツジャーナリストの山口和幸さんのレポートでお届けします!
個人タイムトライアルレースは、ツール・ド・フランスに出場している選手達と同じ舞台に立てるチャンス!


勝てば世界のトップ選手と同じ舞台を走れるという「Road to さいたまクリテリウム」が2018年から始まった。この年は雨中の9月15日、埼玉県さいたま市の荒川彩湖公園でタイムトライアルが開催され、エリート男子で藤田涼平(サイタマサイクルプロジェクト)、女子で田上萌々子(ブラウ・ブリッツェン)、ジュニア男子で氏原真之介(埼玉・浦和北高)が優勝。11月4日に開催されたさいたまクリテリウム本戦の個人タイムトライアルレースへの出場権を獲得した。

個人タイムトライアルとはスキーのダウンヒルやスラローム種目のように各選手が1人ずつスタートし、ゴールまでの所要時間を競うもの。集団で走るロードレースは組織プレーだが、この種目は個人の実力が試され、それがタイムとなって如実に表れるのが特徴。ステージレースの中に1区間として組み込まれることもあるが、優勝争いを左右する重要なレースとなることも多い。

トップタイムをたたき出した藤田の父はバルセロナ五輪代表の藤田晃三さん。開催地さいたま市を拠点とするサイタマサイクルプロジェクトに所属しているだけに、負けられない戦いだった。

「走りのタイプとしてボクはスプリンターなので、サガンが憧れの選手です。東京オリンピックはあと2年しかないので時間が足りないかも知れませんが、父のようにオリンピックに出場できるような選手になりたいです」

田上も「埼玉県三郷市在住なので地元レースに出場でき、日本のトップ選手をはじめ、ツール・ド・フランスのスター選手と走れるのはとてもいい経験です」とうれしさを隠さなかった。

氏原は「中短距離のトラック競技をやっていて、さいたまの短いコースは得意です。最初から全力で走ります」と意気込みを語っていた。

2年目となる2019年は舞台がさいたま市緑区の埼玉スタジアム2〇〇2に移る。サッカーの国際試合がよく開催されるところだが、タイムトライアルと併催されるチームエンデューロはスタジアムの外周路などを使用する。アップダウンはないが極めてテクニカルなコースで、約2.6kmという競技距離も有酸素運動と無酸素の中間域にあって、とても過酷な戦いになりそうだ。

写真提供:埼玉スタジアム2〇〇2

カテゴリーは「男子」「男子オーバー40」「男子ジュニア」「女子・女子ジュニア」の4つで、それぞれトップタイムをたたき出した選手が本戦への切符をゲットする。前回から増えたのが男性の40歳以上という部門。タイムトライアルが得意な熟年レーサーのみなさん、これはねらってみるといいのでは。

予選会を勝ち抜いた選手はさいたまクリテリウムの舞台に!


Road to さいたまクリテリウム2019 in 埼玉スタジアム2〇〇2の詳細はこちら

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