１　補助事業の概要

東京オリンピック・パラリンピックに向けて、自転車競技の露出機会を増やすことで、社会的な認知度・関心度を向上させる。
自転車を活用したまちづくりのシンボルとして自転車競技大会を開催することで、スポーツ振興や地域経済の活性化に繋げると共に、健康増進、環境負荷軽減の関心を高め、持続可能な社会の実現を図る。

2018ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム（https://saitama-criterium.jp）

平成30年11月4日（日）に、さいたま新都心駅周辺で2018ツール・ド・フランス個人総合優勝者や2018年の世界選手権優勝者を含む海外選手、国内選手によるクリテリウムレースを実施した。
海外選手は、ツール・ド・フランス参加チームの中から、成績上位チームの7チーム26名を招聘し、国内選手は、全日本選手権優勝者を含むJCF選出の7チーム27名が参加した。
クリテリウムメインレースでは、アレハンドロ・バルベルデ選手が優勝した。

スタート前の選手達

大観衆の前を疾走する選手達

優勝はバルベルデ選手

表彰式の様子

個人タイムトライアルレースには、女子選手4名、男子ジュニア選手3名、パラサイクリング選手9名、アマチュア選手3名が参加した。
女子選手は、エリート、ジュニアなどの各カテゴリーの上位選手4名がJCFにより選出され、パラサイクリング選手は、ハンドバイク、三輪自転車、タンデム、競技用自転車の4種から、世界選手権優勝者を含む9名がJPCFにより選出された。
アマチュア選手は、9月に初めて開催した予選会を勝ち上がった男子、女子、男子ジュニアの各カテゴリー1名ずつ3名を招待した。

個人タイムトライアルレース(1)

個人タイムトライアルレース(2)

また、個人タイムトライアルレースに参加した女子選手、男子ジュニア選手、パラサイクリング選手及びアマチュア選手を紹介した。
会場内では、パラサイクリング啓発ブースを設置し、競技紹介のパネルを展示した。

女子選手、男子ジュニア選手、
アマチュア選手セレモニー

パラサイクリング選手セレモニー

パラサイクリング啓発ブース

 

上記レースの前日と当日に、自転車競技の魅力を広く伝えるとともに、自転車利用の促進や交通マナーの意識向上を図るイベントを、クリテリウムコース付近において実施した。ステージでの片山右京らによるトークショーのほか、特設周回コースを設置したキッズロアなどを行った。

サイクルフェスタトークショー

キッズロアの様子

２　予想される事業実施効果

来場者10.4万人がクリテリウムなど多様なレースの観戦や選手を身近に感じ、自転車ロードレースの魅力を体感することで、自転車ロードレース人口の増加や、新たなファン層の開拓し、自転車競技の社会的認知度・関心度の向上につながる。特に、女子、男子ジュニア、及びパラサイクリングの認知度は高いとは言えず、これらのカテゴリーにたいして、社会の衆目を集めることは、2020年東京オリンピック・パラリンピックでの自転車競技の成功に繋がるものである。

本大会主催のさいたま市では、自転車を通じて、健康増進や環境負荷軽減への関心を高めるとともに、スポーツイベントによる地域経済の活性化に取り組んでいる。本大会を継続開催していくことで、持続可能な社会を実現するためのモデルケースのひとつとして、全国の自治体に情報発信できることが期待できる。

３　補助事業に係る成果物

該当なし

大会公式ホームページ

ポスター1版

ポスター2版

ポスター3版

ポスター4版

チラシ1版（左→表面 右→裏面）

チラシ2版（左→表面 右→裏面）

埼玉新聞号外（左→表紙 右→広告枠の一部）

ガイドブック