出場チーム・選手(海外)
Team Visma | Lease a Bike
Red Bull – BORA – hansgrohe
UAE Team Emirates XRG
Lidl – Trek
Uno-X Mobility
Alpecin – Deceuninck
Team France
SPECIAL GUEST
Team Visma | Lease a Bikeチーム ヴィスマ・リースアバイク
オランダ
オランダ
UCI(国際自転車競技連合)チームランキング2位(9月23日時点=以下同様)の強豪チーム。2022、2023ツール・ド・フランス総合優勝のヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク)が2022年に続く2度目の参戦へ。今季は宿敵タデイ・ポガチャルに続く3回目のツール・ド・フランス総合2位に甘んじたが、同様規模の23日間の日程で開催されるブエルタ・ア・エスパーニャで初優勝を遂げた。トッシュ・ファンデルサンデ(ベルギー)はプロ生活14年の大ベテラン。自身のインスタで引退を発表したのでその勇姿を見られるのも最後。2011年にはリエージュ~バストーニュ~リエージュのU23レースで優勝。ミカル・グリムスタッド・ウグレフス(ノルウェー)は傘下の育成チームに所属する20歳。2024ノルウェー選手権はU23カテゴリーで10位。
(紹介文/山口和幸)
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ヨナス・ヴィンゲゴーJonas VINGEGAARD HANSEN3大会ぶり
2回目
出身 デンマーク 生年月日 1996/12/10 主な戦績 - ツール・ド・フランス 総合優勝2回(2022,2023)
- ツール・ド・フランス 総合2位(2021,2024,2025)
- ツール・ド・フランス 区間通算4勝(2022-2024)
- ツール・ド・フランス 山岳賞(2022)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ 総合優勝(2025)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間通算5勝(2023,2025)
- クリテリウム・デュ・ドーフィネ 総合優勝(2023)
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トッシュ・ファンデルサンデTosh VAN DER SANDE初出場

出身 ベルギー 生年月日 1990/11/28 主な戦績 - ブエルタ・ア・エスパーニャ ステージ3位 3回(2015,2019)
- ツール・ド・ワロニー 総合2位 2回(2017,2019)
- ツール・ド・ワロニー 区間通算1勝(2019)
- パリ〜トゥール 2位(2015)
- リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ U23 優勝(2011)
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ミカル・グリムスタッド・ウグレフスMikal Grimstad UGLEHUS初出場

出身 ノルウェー 生年月日 2005/5/15 主な戦績 - ノルウェー選手権 U23 ロードレース 10位(2024)
- ノルウェー選手権 個人タイムトライアル 15位(2024)
Red Bull – BORA – hansgroheレッドブル・ボーラ・ハンスグローエ
ドイツ
ドイツ
UCIチームランキング6位の人気チーム。プリモシュ・ログリッチ(スロベニア)はブエルタ・ア・エスパーニャで大会最多となる通算4度の総合優勝(2019、2020、2021、2024)、ステージ通算15勝。ジロ・デ・イタリア2023総合優勝。ツール・ド・フランスでは2020年に総合優勝を惜しくも逃したが、ステージ通算3勝。2021年に開催された東京五輪タイムトライアル金メダリスト。2大会連続3回目の来日となるが、2019年にはブエルタ・ア・エスパーニャの真紅のリーダージャージ、ラ・ロハを着用してさいたま新都心を走っている。
アレクサンダー・ハイェク(オーストリア)は期待のオールラウンダーで、2024年のオーストリアチャンピオン。ロメット・パユール(エストニア)はチーム傘下のコンチネンタルチーム、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエルーキーズに所属する21歳のスプリンター。
(紹介文/山口和幸)
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プリモシュ・ログリッチPrimož ROGLIČ2大会連続
3回目
出身 スロベニア 生年月日 1989/10/29 主な戦績 - ツール・ド・フランス 区間通算3勝(2017,2018,2020)
- ジロ・デ・イタリア 総合優勝(2023)
- ジロ・デ・イタリア 区間通算4勝(2016,2019,2023)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ 総合優勝4回(2019-2021,2024)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間通算15勝(2019-2024)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ ポイント賞(2019,2020)
- クリテリウム・デュ・ドーフィネ 総合優勝2回(2022,2024)
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アレクサンダー・ハイェクAlexander HAJEK初出場

出身 オーストリア 生年月日 2003/7/19 主な戦績 - ツール・ド・ハンガリー 総合4位(2025)
- チェコ・ツアー 総合8位(2025)
- オーストリア選手権 ロードレース 優勝(2024)
- ツアー・オブ・ターキー 総合7位(2024)
- ツアー・オブ・グアンシー 総合14位(2024)
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ロメット・パユールRomet PAJUR初出場

出身 エストニア 生年月日 2004/9/26 主な戦績 - ジロ・デッラ・レジョーネ・フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア ポイント賞 6位(2025)
- ツール・アルザス ポイント賞 4位(2025)
- エストニア選手権U23 ロードレース 4位(2023)
- エストニア選手権 個人タイムトライアル 6位(2023)
UAE Team Emirates XRGUAEチームエミレーツ・XRG
UAE
UAE
UCIチームランキングでダントツ1位の最強チーム。今季もエースのタデイ・ポガチャル(スロベニア)を擁してツール・ド・フランス総合優勝の栄冠を獲得している。ベルギーチャンピオンのティム・ウェレンスはツール・ド・フランス2025で通算5ステージにわたって山岳賞の赤豆ジャージを着用。さらに第15ステージでは40kmを独走して初のステージ優勝を手中にした。三大ステージレース全てで勝利した選手の一人。アドリア・ペリカス(スペイン)は山岳を得意とする注目の19歳。現在はチーム傘下のUAEチームエミレーツGen Zに所属し、来季に昇格する。同じくUAEチームエミレーツGen Zに所属するダヴィデ・ステッラ(イタリア)は19歳のスプリンター。トラックの欧州選手権ではスクラッチ種目のU23カテゴリーで優勝。
(紹介文/山口和幸)
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ティム・ウェレンスTim WELLENS初出場

出身 ベルギー 生年月日 1991/5/10 主な戦績 - ツール・ド・フランス 区間通算1勝(2025)
- ジロ・デ・イタリア 区間通算2勝(2016,2018)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間通算2勝(2020)
- ツール・ド・ポローニュ 総合優勝(2016)
- グランプリ・シクリスト・ド・モンレアル 優勝(2015)
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アドリア・ペリカスAdrià PERICAS初出場

出身 スペイン 生年月日 2006/5/26 主な戦績 - ジロ・デ・イタリア U23 総合7位(2025)
- 世界選手権U23 ロードレース 9位(2025)
- イストリアン・スプリングツアー 区間通算1勝(2025)
- イストリアン・スプリングツアー 総合2位(2025)
- ツール・ド・ルワンダ 総合5位(2025)
- リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ U23 6位(2025)
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ダヴィデ・ステッラDavide STELLA初出場

出身 イタリア 生年月日 2006/4/14 主な戦績 - ヨーロッパ選手権トラック U23 スクラッチレース 優勝(2025)
- ヨーロッパ選手権トラック U23 1kmタイムトライアル 4位(2025)
- ジロ・デッラ・レジョーネ・フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア 区間3位(2025)
- ツアー・オブ・シャールジャ ポイント賞 2位 (2025)
Lidl – Trekリドル・トレック
アメリカ
アメリカ
2011年に発足した米国チームで、UAEチームエミレーツ・XRG、チームヴィスマ・リースアバイクに続くUCIチームランキング3位の強豪。ステージ勝利の量産やポイント賞の獲得、ワンデーレースで勝ちにいく選手で構成。ジョナタン・ミラン(イタリア)は初参戦となったツール・ド・フランス2025で区間2勝とポイント賞を獲得した最強スプリンター。トラック種目で2020東京五輪金メダル獲得。ジロ・デ・イタリアでも2023・2024年にポイント賞をゲット。10年にわたってこのチームで走るエドワルト・トゥーンス(ベルギー)はツール・ド・フランス5回、ジロ・デ・イタリア2回、ブエルタ・ア・エスパーニャ3回出場のベテラン選手。今季はブレーデネ・コクサイデ・クラシック優勝。エクトル・アルバレスはスペインの18歳。現在はリドル・トレックフューチャーレーシングに所属。
(紹介文/山口和幸)
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ジョナタン・ミランJonathan MILAN初出場

出身 イタリア 生年月日 2000/10/1 主な戦績 - ツール・ド・フランス 区間通算2勝(2025)
- ツール・ド・フランス ポイント賞(2025)
- ジロ・デ・イタリア 区間通算4勝(2023,2024)
- ジロ・デ・イタリア ポイント賞(2023,2024)
- パリオリンピック チームパシュート 3位(2024)
- 東京オリンピック チームパシュート 優勝(2021)
- トラック世界選手権 個人パシュート 優勝(2024)
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エドワルト・トゥーンスEdward THEUNS初出場

出身 ベルギー 生年月日 1991/4/30 主な戦績 - パリ〜トゥール 2位(2022)
- ジャパンカップ・クリテリウム 優勝(2019,2022)
- ツール・ド・ハンガリー 区間通算1勝(2021)
- プリムス・クラシック 優勝(2019)
- ツアー・オブ・ターキー ポイント賞(2017)
- バロワーズ・ベルギーツアー 区間通算1勝(2016)
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エクトル・アルバレスHéctor ÁLVAREZ初出場

出身 スペイン 生年月日 2006/12/12 主な戦績 - 世界選手権U23 ロードレース 4位(2025)
- ヨーロッパ選手権U23 ロードレース 3位(2025)
- ヨーロッパ選手権U23 個人タイムトライアル 7位(2025)
- ツアー・オブ・オーストリア 区間3位(2025)
- ジロ・デッラ・レジョーネ・フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア 山岳賞(2025)
- ジロ・デッラ・レジョーネ・フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア 総合6位(2025)
Uno-X Mobilityウノエックス・モビリティ
ノルウェー
ノルウェー
第2カテゴリーのUCIプロチームだが、3年連続でツール・ド・フランスの主催者推薦枠をゲット。ヨナス・アブラハムセン(ノルウェー)はツール・ド・フランス2024で何度もアタックして存在感をアピール。ポイント賞と山岳賞のジャージも前半戦で堅持し続けた。そして2025年第11ステージでスタート直後から少人数で逃げ、ゴールでは写真判定にもつれる一騎打ちを制して優勝。自身の三大ステージレース初優勝であるとともにチームにも初の栄冠をもたらせた。アンドレアス・レックネスンはノルウェーのナショナルチャンピオンジャージを着用しての来日。ソーレン・ヴァーレンショルト(ノルウェー)は今季のオムロープ・ニウスブラット優勝、ドイツランドツアーで総合優勝・ポイント賞・新人賞を総ナメにした。
(紹介文/山口和幸)
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ヨナス・アブラハムセンJonas ABRAHAMSEN初出場

出身 ノルウェー 生年月日 1995/9/20 主な戦績 - ツール・ド・フランス 区間通算1勝(2025)
- シルキュイ・フランコ・ベルジュ 優勝(2025)
- メリーランド・サイクリング・クラシック 2位(2025)
- ブリュッセル・サイクリングクラシック 優勝(2024)
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アンドレアス・レックネスンAndreas LEKNESSUND初出場

出身 ノルウェー 生年月日 1999/5/21 主な戦績 - ジロ・デ・イタリア 区間2位(2023)
- シビウ・サイクリング・ツアー 総合2位(2024)
- シビウ・サイクリング・ツアー 区間通算1勝(2024)
- アークティックレース・オブ・ノルウェー 総合優勝(2022)
- アークティックレース・オブ・ノルウェー 区間通算1勝(2022)
- ヨーロッパ選手権U23 個人タイムトライアル 優勝(2020)
- ノルウェー選手権 ロードレース 優勝(2025)
- ノルウェー選手権 個人タイムトライアル 優勝(2019,2020)
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ソーレン・ヴァーレンショルトSøren WÆRENSKJOLD初出場

出身 ノルウェー 生年月日 2000/3/12 主な戦績 - ツール・ド・フランス 区間3位(2025)
- ドイツ・ツアー 総合優勝(2025)
- ドイツ・ツアー 区間通算2勝(2025)
- バロワーズ・ベルギーツアー 総合優勝(2024)
- バロワーズ・ベルギーツアー 区間通算2勝(2023,2024)
- ノルウェー選手権 個人タイムトライアルレース 優勝(2023,2024)
Alpecin – Deceuninckアルペシン・ドゥクーニンク
ベルギー
ベルギー
UCIチームランキング6位。2009年に設立されたベルギー登録チームで、2023年にワールドチームに昇格。マチュー・ファンデルプール(オランダ)とヤスペル・フィリプセン(ベルギー)という二大看板が所属するが、このツートップに続くのがカーデン・グローブス(オーストラリア)。ジロ・デ・イタリア2023で1勝。ブエルタ・ア・エスパーニャでは通算7勝で、2023・2024年にポイント賞獲得。ツール・ド・フランス2025では最終日前日にステージ優勝。これまでの勝ちパターンはゴールスプリントだったが、この日は残り16.5km地点から単独で抜け出して初優勝。三大大会すべてで勝利した114人目の選手となった。ヨナス・リカールト(ベルギー)はワンデーレースで勝利を狙うスプリンター。ツール・ド・フランスのレギュラー選手。ジャンニ・フェルミールス(ベルギー)はグランツール全てに出場経験のあるベテラン選手。
(紹介文/山口和幸)
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カーデン・グローブスKaden GROVES初出場

出身 オーストラリア 生年月日 1998/12/23 主な戦績 - ツール・ド・フランス 区間通算1勝(2025)
- ジロ・デ・イタリア 区間通算2勝(2023,2025)
- ジロ・デ・イタリア 区間2位 4回(2024,2025)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間通算7勝(2022-2024)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ ポイント賞(2023,2024)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間2位 3回(2023,2024)
- ボルタ・リンブルフ・クラシック 優勝(2023)
- ボルタ・ア・カタルーニャ 区間通算3勝(2022,2023)
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ヨナス・リカールトJonas RICKAERT初出場

出身 ベルギー 生年月日 1994/2/7 主な戦績 - クラシック・ブルージュ~ドパンヌ 6位(2023)
- ドワルス・ドール・ヘット・ハーヘラント 優勝(2020)
- ツアー・オブ・デンマーク 総合10位(2018)
- GPマルセル・キント 優勝(2017)
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ジャンニ・フェルミールスGianni VERMEERSCH初出場

出身 ベルギー 生年月日 1992/11/19 主な戦績 - ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間3位(2022)
- グランプリ・ド・ドナン=ポルト・デュ・エノー 2位(2025)
- ドワルス・ドール・ヘット・ハーへラント 優勝(2024)
- アントワープ・ポート・エピック 優勝(2020)
Team Franceチーム フランス
ツール・ド・フランスの舞台となるフランスの人気選手を集めてチーム編成。ベルギーのスーダル・クイックステップに所属するヴァランタン・パレパントルはツール・ド・フランス2025第16ステージ、プロヴァンスの単独峰モンヴァントゥーを制して、フランスの伝説的選手と肩を並べた。兄オレリアンはデカトロン・AG2Rラモンディアールチーム所属。トタルエネルジーに所属するジョルダン・ジェガットはツール・ド・フランス2025でいきなり総合10位に食い込む。日本でのレース経験もある期待の中堅選手。ドリアン・ゴドンはデカトロン・AG2Rラモンディアールチーム所属。現フランスチャンピオンで、トリコロールのナショナルチャンピオンジャージを着用して来日する。
(紹介文/山口和幸)
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ヴァランタン・パレパントルValentin PARET PEINTRE初出場

出身 フランス 生年月日 2001/1/14 主な戦績 - ツール・ド・フランス 区間通算1勝(2025)
- ジロ・デ・イタリア 区間通算1勝(2024)
- ツアー・オブ・オマーン 区間通算1勝(2025)
- ツアー・オブ・オマーン 総合2位(2025)
- ツアー・オブ・ジ・アルプス 総合4位(2024)
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ジョルダン・ジェガットJordan JEGAT2大会連続
2回目
出身 フランス 生年月日 1999/6/7 主な戦績 - ツール・ド・フランス 総合10位(2025)
- ツール・ド・フランス 区間7位(2025)
- ジロ・デッラ・トスカーナ 3位(2024)
- ツール・ド・九州 総合5位(2024)
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ドリアン・ゴドンDorian GODON初出場

出身 フランス 生年月日 1996/5/25 主な戦績 - フランス選手権 ロードレース 優勝(2025)
- ツール・ド・ロマンディ 区間通算2勝(2024)
- ブラバンツ・ペイル 優勝(2023)
- ジロ・デル・ヴェネト 優勝(2023)
SPECIAL GUESTスペシャルゲスト
チームソリューションテック・ヴィーニファンティーニの新城幸也がゲストレーサーとして、11大会連続11回目の出場。2019年のクリテリウムメインレース優勝者。ツール・ド・フランスでは敢闘賞を2回獲得したばかりでなく、2009、2010、2012、2013、2014、2016、2017年と合計7回出場して全て完走。ジロ・デ・イタリアは2010、2014、2020、2021、2023年と合計5回出場して全て完走。ブエルタ・ア・エスパーニャは2015、2016、2019、2021年と合計4回出場して全て完走。五輪の実績を加筆すれば2012ロンドン、2016リオデジャネイロ、2021東京、2024パリと4大会連続出場。
(紹介文/山口和幸)
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新城 幸也Yukiya ARASHIRO11大会連続
11回目
出身 日本 生年月日 1984/9/22 主な戦績 - 全日本選手権 ロードレース 優勝3回(2007,2013,2022)
- ツール・ド・台湾 総合優勝(2018)
- ツール・デュ・リムザン 総合優勝(2012)
- アジア大陸選手権 男子ロードレース 優勝(2011)
















