出場チーム・選手(海外)
Jumbo-Visma
INEOS Grenadiers
Movistar Team
Astana Qazaqstan Team
Israel - Premier Tech
Cofidis
Tour de France Criterium Legends
Jumbo-Vismaユンボ・ヴィスマ
オランダ

ワールドランキング1位のオランダチーム。7月のツール・ド・フランスで勝負どころとなるステージで2勝し、初の総合優勝を手中にしたヨナス・ヴィンゲゴーは今回の来日選手の中でワールドランキング最上位の4位。栄冠の黄色いリーダージャージ、マイヨジョーヌを着用してさいたまクリテリウムに参戦する。ステフェン・クライスヴァイクは2016ジロ・デ・イタリアで大会終盤まで首位を死守していた山岳スペシャリスト。2019ツール・ド・フランス総合3位。セップ・クスはグランツールのツール・ド・フランスやブエルタ・ア・エスパーニャでエースを最も有能にアシストし続けるクライマー。そんな役割をしっかりとこなしながら2019ブエルタ・ア・エスパーニャ区間1勝、2021ツール・ド・フランス区間1勝を挙げている。
(紹介文/山口和幸)
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ヨナス・ヴィンゲゴーJonas VINGEGAARD初出場
出身 デンマーク 生年月日 1996/12/10 主な戦績 - ツール・ド・フランス 総合優勝(2022)
- ツール・ド・フランス 区間通算2勝(2022)
- グランツール 優勝1回
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ステフェン・クライスヴァイクSteven KRUIJSWIJK初出場
出身 オランダ 生年月日 1987/6/7 主な戦績 - ツール・ド・フランス 総合3位(2019)
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セップ・クスSepp KUSS初出場
出身 アメリカ 生年月日 1994/9/13 主な戦績 - ツール・ド・フランス 区間通算1勝(2021)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間1勝(2019)
INEOS Grenadiersイネオス・グレナディアーズ
イギリス

ワールドランキング3位の英国チーム。「G」という愛称で知られるゲラント・トーマスは2018ツール・ド・フランスの総合優勝者。2019年は総合2位。ツール・ド・フランスの区間勝利は2017年に1勝、2018年に2勝。20歳のマグナス・シェフィールドは今季、同チームで初シーズンをこなし、フレッシュブラバンソンヌ優勝。世界選手権ロードも米国代表に起用された。総合力があり、2年目となるシーズンは待望のグランツールでのデビューが期待されている。
(紹介文/山口和幸)
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ゲラント・トーマスGeraint THOMAS2大会ぶり
3回目出身 イギリス 生年月日 1986/5/25 主な戦績 - ツール・ド・フランス 総合優勝(2018)、区間通算3勝(2017、2018)
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マグナス・シェフィールドMagnus SHEFFIELD初出場
出身 アメリカ 生年月日 2002/4/19
Movistar Teamモビスター チーム
スペイン

2018年の世界チャンピオン、アレハンドロ・バルベルデ。2009ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝。ブエルタ・ア・エスパーニャでは2003年から2019年までに区間通算12勝を挙げた。さらに伝統のリエージュ~バストーニュ~リエージュ優勝4回。今季限りで引退するが、引退時のワールドランキングは10位というから驚異。エンリク・マスは2021、2022年のブエルタ・ア・エスパーニャで2年連続総合2位。2020年大会は初日から最終日まで新人賞ジャージを着用し続けた。ワールドランキング19位でスペイン期待の選手。ホセ・ロハスはペイバスコなどの中規模ステージレースの区間勝利を挙げたスプリンター。ツール・ド・フランスやブエルタ・ア・エスパーニャの勝利はわずかに続かず、悲願達成を狙う。イマノル・エルビティはツール・ド・フランス13年連続出場中。ブエルタ・ア・エスパーニャ区間通算2勝(2008、2010)。
(紹介文/山口和幸)
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アレハンドロ・バルベルデAlejandro VALVERDE2大会ぶり
3回目出身 スペイン 生年月日 1980/4/25 主な戦績 - 世界ロードレース選手権 優勝(2018)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ 優勝(2009)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間通算12勝(2003~2019)
- リエージュ~バストーニュ~リエージュ 優勝4回
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エンリク・マスEnric MAS NICOLAU 初出場
出身 スペイン 生年月日 1995/1/7 主な戦績 - ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間通算1勝(2018)
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ホセ・ロハスJosé ROJAS初出場
出身 スペイン 生年月日 1985/6/8 -
イマノル・エルビティImanol ERVITI2大会ぶり
2回目出身 スペイン 生年月日 1983/11/15 主な戦績 - ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間通算2勝(2008、2010)
Astana Qazaqstan Teamアスタナカザクスタン チーム
カザフスタン

ヴィンチェンツォ・ニバリはツール・ド・フランス(2014)、ジロ・デ・イタリア(2013、2016)、ブエルタ・ア・エスパーニャ(2010)とグランツールすべてで総合優勝を達成したベテラン選手。「メッシーナのサメ」というニックネームで愛された選手は今季限りで引退。ミラノ~サンレモ(2018)、イル・ロンバルディア(2015、2017)などのワンデーレースでも勝利している。ジャンマルコ・ガロフォリは新加入の20歳。山岳が得意で、ヴァレーアオスタ・モンブランのような山岳レースで上位に食い込んだ。サムエーレ・バティステッラは2019年のU23世界チャンピオン。2022ブエルタ・ア・エスパーニャでは第7ステージと第9ステージで区間勝利争いに加わり、どちらも2位でゴール。アントニオ・ニバリはヴィンチェンツォの8歳年下の弟で、ジロ・デ・イタリア出場3回のオールラウンダー。
(紹介文/山口和幸)
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ヴィンチェンツォ・ニバリVincenzo NIBALI2大会ぶり
3回目出身 イタリア 生年月日 1984/11/14 主な戦績 - ツール・ド・フランス 総合優勝(2014)
- ジロ・デ・イタリア 優勝(2013、2016)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ 優勝(2010)
- ミラノ~サンレモ 優勝(2018)
- イル・ロンバルディア 優勝(2015、2017)
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ジャンマルコ・ガロフォリGianmarco GAROFOLI初出場
出身 イタリア 生年月日 2002/10/6 -
サムエーレ・バティステッラSamuele BATTISTELLA初出場
出身 イタリア 生年月日 1998/11/14 主な戦績 - U23世界ロードレース選手権 優勝
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アントニオ・ニバリAntonio NIBALI2大会ぶり
2回目出身 イタリア 生年月日 1992/9/23
Israel - Premier Techイスラエル・プレミアテック
イスラエル

4度のツール・ド・フランス総合優勝(2013、2015、2016、2017)を誇るクリストファー・フルームが所属するイスラエル登録チーム。フルームはブエルタ・ア・エスパーニャ(2011、2017)、ジロ・デ・イタリア(2018)を加えてグランツール全制覇の実績を誇るが、さいたまでは市内中学校で臨時講師を務めたり、文化交流に積極的に参加したりとだれよりも来日を楽しむ姿が特徴的。ユーゴ・ウルは2022ツール・ド・フランス第16ステージで夢にまで見たステージ勝利を達成。ギヨーム・ボワヴァンはスプリンターとして、カナダ選手権ロードレース優勝3回の実力者。サイモン・クラークは「北の地獄」と呼ばれる石畳の悪路がコースとなった2022ツール・ド・フランス第5ステージで初優勝を遂げた。ブエルタ・ア・エスパーニャでは2012年と2018年に各1勝している。
(紹介文/山口和幸)
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クリストファー・フルームChristopher FROOME2大会連続
7回目出身 イギリス 生年月日 1985/5/20 主な戦績 - ツール・ド・フランス 総合優勝(2013、2015、2016、2017)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ 優勝(2011、2017)
- ジロ・デ・イタリア 優勝(2018)
- オリンピック 個人タイムトライアル 銅メダル(2012,2016)
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ユーゴ・ウルHugo HOULE初出場
出身 カナダ 生年月日 1990/9/27 主な戦績 - ツール・ド・フランス 区間通算1勝(2022)
- カナダ選手権ITT 優勝2回
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ギヨーム・ボワヴァンGuillaume BOIVIN初出場
出身 カナダ 生年月日 1989/5/25 主な戦績 - カナダ選手権ロードレース 優勝3回
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サイモン・クラークSimon CLARKE3大会ぶり
3回目出身 オーストラリア 生年月日 1986/7/18 主な戦績 - ツール・ド・フランス 区間通算1勝(2022)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間1勝(2012、2018)
Cofidisコフィディス
フランス

ツール・ド・フランスに欠かせないフランスの伝統チーム。ヒゲがトレードマークのシモン・ゲシュケは36歳のベテラン選手。上り坂を得意とし、ツール・ド・フランスは通算10回出場。2015年にはステージ1勝を挙げている。スプリンターのマキシミリアン・ヴァルシャイドは2022グランプリ・ド・ドネンなどのワンデーやアジア圏のステージレースでの勝利を狙うタイプ。トム・ボーリはタイムトライアルに強く、強豪選手揃いのスイス選手権個人タイムトライアルでは2022年に3位に食い込んだ。ギヨーム・マルタンは山岳を得意とし、2020年のブエルタ・ア・エスパーニャで山岳賞を獲得。2021年のツール・ド・フランスでは総合8位に食い込んだ。ジロ・デッラ・トスカーナやツール・ド・レンなど小規模のステージレースでの総合優勝もあり、フランスチームにあってフランス期待の選手。
(紹介文/山口和幸)
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シモン・ゲシュケSimon GESCHKE3大会ぶり
5回目出身 ドイツ 生年月日 1986/3/13 主な戦績 - ツール・ド・フランス 区間通算1勝(2015)
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マキシミリアン・ヴァルシャイドMaximilian Richard WALSCHEID初出場
出身 ドイツ 生年月日 1993/6/13 -
トム・ボーリTom BOHLI初出場
出身 スイス 生年月日 1994/1/17 -
ギヨーム・マルタンGuillaume MARTIN初出場
出身 フランス 生年月日 1993/6/9 主な戦績 - ブエルタ・ア・エスパーニャ 山岳賞(2020)
- ツール・ド・フランス 総合8位(2021)
Tour de France Criterium Legendsツール・ド・フランス クリテリウムレジェンズ
これまでのツール・ド・フランスで活躍した選手を選抜してレジェンドチームとして編成。新城幸也は8大会連続出場で、前大会のさいたまクリテリウム優勝者。2022年は全日本選手権ロードで3回目の優勝を果たし、今大会はナショナルチャンピオンジャージを着用しての参戦となる。マーク・カヴェンディッシュはツール・ド・フランス史上最多タイ記録となる通算34勝。自転車界最強と言われるエディ・メルクスの伝説と並んでいる現役選手だ。2011年には世界選手権で優勝している。ヤスパー・フィリプセンは売り出し中のスプリンターで、ワールドランキング22位。ツール・ド・フランス2022は最終日のパリ・シャンゼリゼを含む通算2勝。ブエルタ・ア・エスパーニャでも区間3勝(2020、2021)。
(紹介文/山口和幸)
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新城 幸也Yukiya ARASHIRO8大会連続
8回目出身 日本 生年月日 1984/9/24 主な戦績 - 全日本選手権ロードレース 優勝3回
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マーク・カヴェンディッシュMark CAVENDISH3大会ぶり
2回目出身 イギリス 生年月日 1985/5/21 主な戦績 - ツール・ド・フランス 区間通算34勝 ※優勝記録保持者
- 世界ロードレース選手権 優勝(2011)
- ミラノ~サンレモ 優勝(2009)
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ヤスパー・フィリプセンJasper PHILIPSEN初出場
出身 ベルギー 生年月日 1998/3/2 主な戦績 - ツール・ド・フランス 区間通算2勝(2022)
- ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間3勝(2020、2021)