ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム

INFORMATION大会案内

ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムとは?

ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムとは?

世界最大の自転車レース、ツール・ド・フランスを制したスーパースターたちが、さいたま新都心の市街地を駆け抜ける特設コースを走ることが慣例になった。2013年に始まった「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」。2020、2021年はコロナ禍により開催を断念したが、2024年にいよいよ10回目の記念大会を迎える。

「地上で最も過酷なレース」は1903年に誕生した。日本の1.5倍、EUで最も広い国土を持つフランスを自転車で一周しようとは誰も考えなかった時代、「フランス一周」という意味のツール・ド・フランスが始まった。数年後、「熊に食われる!」と誰もが恐れたピレネー山脈をコースに採用。すぐにアルプス山脈も追加。世界三大スポーツイベントに数えられる五輪とサッカーW杯に先んじてスポーツ大会にコマーシャルを導入。常に新しい改革を取り入れてきた歴史がある。


ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムとは?

そんなツール・ド・フランスが2013年の第100回記念大会(2度の世界大戦で合計10回の中止あり)の直後に、世界で初めて「ツール・ド・フランスの名を冠した大会」として始まったのがツール・ド・フランスさいたまクリテリウムなのである。

その夏に開催されたツール・ド・フランスの総合優勝者をはじめ、区間勝利や各賞を獲得するなど大活躍したプロ選手がこぞって来日する。欧州を主戦場とするロードレースのエッセンスが持ち込まれ、日本にいながらにして本場の興奮と感動が味わえるのが魅力。


ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムとは?

世界190カ国に国際中継されるグローバルなツール・ド・フランスブランドをそのままに、選手だけでなく運営スタッフやメディアが来日し、看板などの小道具もツール・ド・フランスで使われたものが持ち込まれる。舞台はさいたま新都心の高層ビル群。距離の短い周回コースが設定され、沿道に立てば世界最高峰のスピード感が何度も味わえる。


ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムとは?

2024年は10回記念大会として、初めてさいたまスーパーアリーナのメインアリーナを通過するコースとなり、さらに観客が多く賑わうはず。これまでで一番華やかなレースになることは間違いない。もちろん、2024年のツール・ド・フランスで活躍した選手達が一堂にスタートラインに立つ姿は今からワクワク感が期待できる。
今年の10回記念大会をみんなで楽しもう!


文 山口和幸=ツール・ド・フランス取材記者